ブリヂストン<5108>の17年1-3月期(第1四半期)営業利益は前年同期比5.0%減の1030億円となった。売上高は同3.2%増の8518億円だった。タイヤ部門の販売は国内、海外ともに好調だったが、営業利益段階では原材料・素材価格高騰の影響が190億円、為替変動の影響が60億円の押し下げ要因となった。なお、期中為替レートは前年同期の1ドル=115円、1ユーロ=127円に対し、当第1四半期は1ドル=114円、1ユーロ=121円だった。為替変動の影響を除けば前年同期並みを確保した格好となる。17年12月期の業績については、上期営業利益が同3.3%減の2110億円、通期では前期比0.5%増の4520億円とする従来予想を据え置いている。コンセンサスでは17年1-3月期営業利益は900億円強と見込まれており、市場想定より堅調な結果はポジティブ視されそうだ。
【プラス評価】
<3904>カヤック 四半 | <5108>ブリヂストン 四半
<3932>アカツキ 通期 | <6258>平田機工 通期
<4755>楽天 四半 |
【マイナス評価】
<3664>モブキャスト 四半 | <6361>荏原 通期
<4902>コニカミノルタ 通期 | <9735>セコム 通期
【中立】
<2146>UTGROUP 通期 | <7731>ニコン 通期
<3436>SUMCO 四半 | <8252>丸井G 通期
<4849>エンJPN 通期 | <8830>住友不 通期
<5713>住友鉱 通期 | <9433>KDDI 通期
<6752>パナソニック 通期 | <9501>東電力HD 修正
<7201>日産自 通期 |
「通期」通期、「中期」中間期、「四半」四半期
「修正」上方・下方修正、「観測」観測報道