[クアラルンプール 12日 ロイター] - マレーシア中央銀行は12日、政策金利を予想通り3.00%に据え置いた。ロイター調査では、エコノミスト10人全員が据え置きを予想していた。

中銀は声明で「2016年下期以降の成長モメンタムは今年第1・四半期に強まり、年内は持続すると見込まれる」とした。

中銀は賃金と雇用が引き続き伸びる中、主に内需や投資プロジェクトが成長をけん引すると説明。総合インフレ率は今年第1・四半期に4.3%に上昇したとした。

ナティクシスの香港のエコノミストは、インフレは高いがピークを付けた可能性が高く、景気は回復しているため、今日の決定は難しいものではないと指摘。「脆弱な景気回復の支援へ中銀は今年上期は緩和的金融政策を維持するだろう」と述べた。

1月に対ドルでほぼ19年ぶり安値を記録した通貨リンギについて中銀は、安定を継続しているとの認識を示した。

中銀は昨年7月、過去7年余りで初めての利下げを実施した。

*内容を追加しました。