[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が12日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.6%増となり、ロイターがまとめた市場予想と一致した。

GDP伸び率は2016年第4・四半期の確報値(0.4%増)から加速し、2016年第1・四半期(0.7%増)以来の高水準となった。

好調な輸出に加え、建設、機械、設備への投資増加、民間消費と政府支出が堅調だったことに支えられた。

前年比では1.7%増で、こちらも市場予想と一致した。

統計庁は声明で「投資が力強い伸びを示した。第1・四半期は天候が穏やかだったため、2016年第4・四半期よりも建設投資と設備投資が大幅に増えた」と指摘。民間消費と政府支出が若干増加したことにも触れたほか、試算段階で輸出が輸入よりも大幅に増えたとし、「貿易が活発になり、成長を後押しした」と分析した。

バンクハウス・ランペのアナリスト、アレクサンダー・クルーガー氏は「あらゆるリスクにもかかわらず、ドイツの好況に終わりはない」とし、経済全体で改善がみられるのは良い兆しだと語った。

一方で「低金利の助けがなければ、ここまでの好景気に恵まれなかったことには留意すべきだ」とも述べた。