[ダブリン 12日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は12日、連邦準備理事会(FRB)は今年終盤にバランスシートの段階的な縮小に着手し、3─4年かけて正常な水準へと戻すことができるとの認識を示した。ダブリンで開催された会議で述べた。

FRBは近く、縮小について検討を始める必要があると指摘。現在4兆5000億ドルあるバランスシートを毎月縮小するとし、バランスシートの正常な水準は8000億ドルを「大きく上回る」水準となるとした。バランスシートの規模は2007年は8000億ドルだったが、米経済の規模自体がそれ以降大きく拡大したためと説明した。

総裁は「毎月の縮小規模を設定することは妥当であり、米国債にとっても消化しやすい」と指摘。「バランスシート縮小の軌道を緩やかだか、あまり遠くない将来に十分に正常水準へと戻すには3─4年を要するだろう」とした。

ただ毎月の縮小規模は一定でなく、FRBは金融市場にゆがみをもたらさないよう留意する必要があると指摘。FRBは市場が容易に消化できる水準に合わせて縮小を進める必要があるとの考えを示した。

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