[ワシントン 12日 ロイター] - 米商務省が12日発表した4月の小売売上高は前月比0.4%増加した。自動車をはじめ幅広い項目で販売が増え、第1・四半期に失速状態に陥った米経済が勢いを取り戻しつつあることを示唆した。市場予想は0.6%増だった。

3月の数字は当初発表の0.2%減から0.1%増に改定された。

4月の前年同月比は4.5%増だった。

自動車やガソリン、建材、食品サービスを除いたコア売上高は前月比で0.2%増加した。3月は当初発表の0.6%増から0.7%増へ上方改定された。コア売上高は、国内総生産(GDP)の消費支出に最も近いとされる。

米経済の3分の2以上を占める消費支出は第1・四半期に年率0.3%増となり、2009年第4・四半期以来の弱い伸びだった。個人消費の弱さが一因で、第1・四半期GDPは0.7%増にとどまった。

前月比でみた4月の小売売上高は、自動車が0.7%増えた。3月は0.5%減だった。ガソリンスタンドの売り上げは4月に0.2%増加した。

建材は1.2%増と、3月の1.7%減から持ち直した。電子・家電は1.3%増。3月は2.2%増加していた。

オンライン小売りは1.4%増。外食は0.4%増加した。スポーツ用品・趣味関連は0.6%増だった。

一方、衣料は0.5%減少した。3月は1.2%増だった。百貨店は、小売店の客足が減っていることや、アマゾン・コム <AMZN.O> に代表されるオンライン小売業者との競争激化などで打撃を受けている。百貨店メーシーズ<M.N>が11日発表した第1・四半期の売上高は4.6%減だった。