[パリ 14日 ロイター] - 7日に実施されたフランス大統領選の決選投票で当選したエマニュエル・マクロン氏が14日、大統領に就任した。仏戦後史上最も若い39歳の大統領として、欧州や世界におけるフランスの地位回復や、国民の分断解消に取り組むと宣言した。

マクロン氏は、パリのエリゼ宮(大統領府)で開いた就任式典で「われわれの社会における分裂や分断を克服する必要がある」とし「フランスの利益を守り、国民融和に向けた私の取り組みを阻むことはできない」と語った。

15日には、欧州連合(EU)の重要国ドイツのメルケル首相とベルリンで会談する予定。また、同日、新首相を指名する。

マクロン氏は、決選投票で極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン氏に大差で勝利した。ただ、今回の選挙選では、フランスの欧州における役割や移民・経済政策などをめぐり、国民間の分裂が浮き彫りになった。第1回投票では、国民の半数近くがマクロン氏の政策に反対する候補者に投票している。