[フランクフルト 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が公表したデータによると、現金を担保とする証券貸し出し制度の利用額が最大規模の半分にも達していないことが分かった。

ECBはレポ市場などでひっ迫感の強い独連邦債を含む高格付け国債の不足を緩和するため、資産買い入れを通じて保有する証券の貸し出し規定を昨年12月に緩和。担保として現金も受け入れるとした。

だが4月の現金による制度利用額は平均181億ユーロ程度と、最大貸出額の500億ユーロを大きく下回っている。同制度を打ち出した昨年12月からは3倍の水準に増えたが、3月からはほぼ横ばいだった。

データは、国債不足問題への対処において、ECBの制度の限界を浮き彫りにしている。

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