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脳疲労が消える最高の休息法
【第8回】 2017年5月27日
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久賀谷 亮

なぜ「自動操縦の心」の人のほうが疲れるのか?

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睡眠、美容、子育て、集中力、ダイエット、禁煙、老化……など、幅広い有効性が認められているマインドフルネス。これを日本で最も広めたベストセラー『最高の休息法』に「医師監修の特別音源CD」を付属した実践編が登場した。その名も『脳疲労が消える 最高の休息法[CDブック]』――。その一部をご紹介しよう。

なぜ「自動操縦の心」のほうが疲れるのか?

以前の記事で「過去や未来に意識が奪われていると、脳が疲労する」という話をしました。

■参考
たった5日の瞑想でも、人間の脳が変わったという研究がある
http://diamond.jp/articles/-/128206

今回、もう1つ知っていただきたいのが、私たちは日常生活のなかで自動操縦状態にあるということです。

食べる、歩く、歯を磨く、電車に乗る……私たちは日々さまざまな行為のほとんどをそれと意識することなくこなしています。それほど注意を払っていなくても、飛行機の自動操縦モードのように、身体は目の前のタスクを処理しているはずです。

では、肝心のパイロット、つまり、意識はどこをほっつき歩いているのでしょうか?

そう、過去や未来です。

自宅で夕食を摂っているとき、口のなかにある食べ物の味や目の前の料理の美しさではなく、日中に他人から言われたひと言のことを考えたりはしていませんか?

朝、職場に向かって歩いているとき、午後に待ち受けているプレゼンや商談のことに意識が奪われていませんか?

現代は、誰もが目の前のことに集中せず、1つのことをしながら、ほかのことを考え・こなしている「ながら作業」の時代です。「歩きスマホ」などは、まさに“いまここ”を喪失した自動操縦状態の典型でしょう。

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久賀谷 亮(くがや・あきら)

医師(日・米医師免許)/医学博士
イェール大学医学部精神神経科卒業。
アメリカ神経精神医学会認定医。アメリカ精神医学会会員。
日本で臨床および精神薬理の研究に取り組んだあと、
イェール大学で先端脳科学研究に携わり、
臨床医としてアメリカ屈指の精神医療の現場に8年間にわたり従事する。
そのほか、ロングビーチ・メンタルクリニック常勤医、ハーバーUCLA非常勤医など。

2010年、ロサンゼルスにて「TransHope Medical」を開業。
同院長として、マインドフルネス認知療法やTMS磁気治療など、
最先端の治療を取り入れた診療を展開中。
臨床医として日米で25年以上のキャリアを持つ。

脳科学や薬物療法の研究分野では、
2年連続で「Lustman Award」(イェール大学精神医学関連の学術賞)、
「NARSAD Young Investigator Grant」(神経生物学の優秀若手研究者向け賞)を受賞。
主著・共著合わせて50以上の論文があるほか、学会発表も多数。趣味はトライアスロン。


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