[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比6円42銭高の1万9876円27銭となり、小反発した。前日の欧米株高を背景にリスク選好の資金が流入し、朝方から輸出株などに買いが先行。一時は2万円にあと2円弱と迫ったが到達せず、短期筋の失望売りなどで伸び悩む展開となった。好業績株を中心に個別銘柄への買いは継続した。前場の東証1部売買代金は1.3兆円と高水準だった。

15日に出そろった国内企業の決算内容は総じて良好であり、バリュエーション面での割安感は意識されているが、日経平均2万円の節目では、戻り待ちの売りや日経リンク債に絡む先物への防戦売り観測もあり、次第に上値が重くなる展開だった。市場では「個別物色は活発だが、全体を押し上げるインパクトのある材料も乏しい。大型連休明けにチャート上のマドを空けて大幅高となったため、過熱感を冷ますには多少時間がかかる」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。

東証1部騰落数は、値上がり893銘柄に対し、値下がりが956銘柄、変わらずが160銘柄だった。