[ロンドン 17日 ロイター] - 米10年債<US10YT=RR>とドイツ10年物連邦債<DE10YT=TWEB>の利回り格差が17日、6カ月超ぶりの水準に縮小している。米ホワイトハウスでは混乱が続く一方、欧州では結束強化や成長加速の兆しが出ている。

米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp)低下して2.29%、同年限のドイツ連邦債利回りは2bp低下の0.41%。利回り格差は188bpに縮小し、昨年11月以来のタイトな水準となった。

米国では、トランプ大統領が捜査当局の妨害を試みたほか、安全保障上の機密情報をロシアと共有したと報道されている。こうした混乱のなか、トランプ氏が景気刺激策などを推進できるのか不信感が広がり、米連邦準備理事会(FRB)の来月の利上げ観測もやや後退している。

一方、欧州は、経済指標が改善傾向にある上に政治的な懸念も和らいでおり、金融政策が年内に引き締められるとの見方を裏づけている。