[18日 ロイター] - 18日のアジア取引で、金現物<XAU=>は2週間ぶり高値圏で推移。トランプ米政権をめぐる懸念や米国が利上げを急がないとの見方が背景にある。

ロシアへの機密漏えい問題に続き、前国家安全保障担当大統領補佐官に対する捜査打ち切り要請と、トランプ大統領に関する報道が相次ぎ、安全資産としての金を買う動きが続いている。

金現物<XAU=>は一時、5月1日以来の高値となる1オンス=1263.02ドルを付けた後、0434GMT(日本時間午後1時34分)時点で1260ドル付近で推移している。前日には約2%上昇し、昨年6月以来の大きさとなる上昇率を記録した。

ニューヨーク金先物<GCcv1>も0.2%上昇し、1260.90ドル。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は、地政学リスクの高まりや米ドル安、世界的な株安も金への投資意欲を後押ししていると分析する。

ロイターのテクニカルアナリスト、ワン・タオ氏は、金現物は1252ドルの支持線までいったん後退した後、1264ドルの抵抗線突破を再び試す可能性があると指摘した。