[ブリュッセル 18日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州委員会ば18日、米フェイスブック<FB.O>に対し、対話アプリ大手ワッツアップ買収に絡み誤解を招く情報を提供したとして、1億1000万ユーロ(1億2200万ドル)の罰金を科した。

欧州委によると、フェイスブックは2014年のワッツアップ買収に関する審査で、両社のユーザーアカウントを自動的にマッチングすることはできないと説明したが、その2年後にまったく同じサービスを提供した。

欧州委は「フェイスブックが14年の買収審査プロセスで明らかにした内容とは反対に、ユーザーアカウントの自動マッチングを行う技術的可能性は14年に既に存在していた」とし、フェイスブックのスタッフがこうした可能性を認識していたと指摘した。

フェイスブックは声明で、14年の発表内容の誤りは意図的ではなく、買収審査の結果に影響しないと欧州委から伝えられたと説明。「きょうの発表により、この問題は終わりを迎える」とした。

罰金によって欧州委のワッツアップ買収承認が撤回されることはない。

欧州委は企業に対して世界の売上高の最大1%に相当する罰金を科すことが可能で、フェイスブックは2億7600万ドルの罰金が科される可能性があった。欧州委は、同社が手続きに協力し違反があったことを認めたとした。

ロイターは17日、フェイスブックが罰金の支払いを命じられる見通しだと報じていた。

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