ディスクローズの重要性は、
ますます高くなっている。

 ふたりのうちどちらかが事故に遭ったり、災害で銀行通帳や保険証券が紛失した、というときも、普段から情報を共有していればあわてなくてすむ。

 ところが、相手がどんな保険に入っているか、どの金融機関にいくら預けているかを知らないと、万一のとき保険を請求したり、預金を引き出すことも出来なくなる。

 手続きをしないと何も受け取れない。

 ただ、自分のこづかいの使い道まで相手に報告する必要はない。

 ここは守っていいプライバシー。結婚前の秘密の貯金をこっそりキープしておくのもOKだ(ただしローンはダメよ)。

 ディスクローズすべき情報を二人で共有する一方で、プライバシーもきちんと保つためには、銀行口座を目的に応じて使い分ければいい。

 この方法については、次回、説明しよう。

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