[北京 19日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は19日、韓国の文在寅大統領の特使として訪中した李海チャン元首相と会談し、米新型迎撃ミサイルTHAAD(サード)の韓国配備計画を巡り悪化した両国関係を正常化させたいとの意向を示した。

習主席は李氏の訪問について、文大統領が対中関係を重視していることを示すものと評価し、「中国も二国間関係に多大な関心を払っている」と語った。

また、「われわれは苦労して得た成果を維持し、紛争に適切に対応し、相互理解と相互尊重に基いて中韓関係を正常化し、両国民の利益となるよう、韓国とともに取り組むことに前向きだ」と述べた。

一方、李氏は文大統領の手書きの書簡を手渡し、大統領選出後の祝電などに対する文氏からの感謝を伝えた。

文氏は中国のほか、米国、日本、欧州連合にもすでに特使を派遣し、来週にはロシアにも送る計画。

李氏によると、文大統領と習主席との首脳会談は早ければ7月にドイツで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて行われる可能性があるという。

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