[19日 ロイター] - 金相場<XAU=>は、米政権の混乱を背景に19日のアジア取引で反発している。

金現物<XAU=>は0329GMT(日本時間午後0時29分)時点で、0.3%高の1249.76ドル。この基調を維持すれば、週間で約1.8%の上昇と、4月中旬以来、最大の上昇率となる見込みだ。

ニューヨーク金先物<GCcv1>は0.3%安の1249.60ドル。

前日は、利益確定売りに押され急反落していた。

ゴールドシルバー・セントラルの金取引責任者ブライアン・ラン氏は「金の上昇は行き過ぎ感が出ていたため前日は調整した。しかし、その調整もやや急だったということで、再び買い戻されている」とし、「投資家は依然、地政学リスクを懸念しており、安全資産を売るスタンスではない」と述べた。

ANZはリポートで「ここ半年、金価格は質への逃避買いに支えられてきた。来月には米利上げが予想されているものの、米国をはじめとする地政学リスクの高まりが、金価格をさらに押し上げそうだ」と指摘した。

パラジウム<XPD=>は0.2%安の760.53ドル。今週これまでに5.6%下落しており、このままいくと1月下旬以来の大幅な下げを記録する見通し。

白金<XPT=>は0.2%安の930.50ドル。週初から1.2%上昇しており、4月14日終了週以来の大幅高となる見込み。

銀<XAG=>は0.4%高の16.60ドル。今週は0.9%上昇している。