[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツ財務省は22日に公表した月報で、国内経済の勢いが今後数カ月で一部鈍化するとの見通しを示した。2016年のドイツの経済成長率は1.9%と、5年ぶり高水準を記録。個人消費の急増、政府支出の増加、建設活動の拡大に支えられた。

17年第1・四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.6%増で、16年第4・四半期の0.4%増から伸びが加速した。

財務省は「国内外の明るい販売見通し、低金利、割安なエネルギー価格といった好ましいマクロ経済の状況は、経済の改善が年内続くことを示唆している」と指摘。その上で、「第1・四半期に比べて勢いは弱まる」との見方を示した。

企業の設備投資拡大や個人・政府の支出継続を背景に、経済の好転はより幅広い分野で見られ、輸出の好調も経済成長に寄与している。

ただ財務省は今年と来年の成長率見通し(稼働日数調整前)について、それぞれ1.5%と1.6%で据え置いた。