[東京 22日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>は22日、東京スカイツリーの展望デッキから撮影した超高精細「8K」映像を第5世代移動通信方式(5G)の試験電波を使ってライブ配信することに成功したと発表した。同社によると8Kライブ映像の5G無線伝送は世界初という。

ドコモと東武鉄道<9001.T>は同日から東京スカイツリータウンで5Gを使ったサービスを体感できる「5Gトライアルサイト」を開始した。来場者は28日まで4Kカメラで撮影した展望デッキからのライブ映像を1階で見ることができる。

ドコモの吉澤和弘社長は5Gサービスについて「ただ単に速度が速いとか容量が大きいということでなく、新しいサービスやビジネスと融合することによって初めて生きてくる」と指摘。「新しいサービスや新しい産業を作り上げていくために役に立ちたい」と5Gでの協業に意欲を示した。

5Gは高速・大容量、低遅延、多数端末の同時接続などの特徴を持ち、スポーツ映像配信や自動運転などでの活用が期待されている。ドコモは2020年に商用サービス開始を目指している。

5Gネットワークの構築には新たな投資も必要となるが、吉澤社長は「基本的に(ユーザーの)料金が高くなることはない」と語った。

(志田義寧)