[エルサレム 22日 ロイター] - トランプ米大統領は22日、訪問先のイスラエルで、イランに対する共通懸念がイスラエルとアラブ諸国の多くが結束を強める好機になっているとの認識を示した。イラン政府に対しては「テロリストや民兵」への武器や資金の供与を即時停止するよう要求した。

中東歴訪中のトランプ大統領はこの日イスラエルに到着。2014年に決裂した中東和平交渉再開に向け、イスラエルとパレスチナ自治政府の仲介に向けて必要な措置をすべて講じると言明した。ただ、具体策は示さなかった。

ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」を訪れた後、トランプ大統領はエルサレムでネタニヤフ首相やリブリン大統領らと会談。シリアやイエメン、イラクでの戦闘でイランの影響が強まっていることを指摘するなど、イランによる脅威をあらためて強調した。

大統領は中東全域が結束する好機が存在すると強調。繁栄の発展やテロ行為の打倒に加え、「中東地域を脅かし、暴力や苦しみを招いているイラン体制による脅威に立ち向かっていくことができる」と語った。

イラン政府に対しては「テロリストや民兵に資金や訓練、武器を提供すること」を止めるよう求めた。