[パリ 22日 ロイター] - 国営イラン通信(IRNA)によると、続投が決まったイランのロウハニ大統領は22日、フランスのマクロン新大統領と電話で会談し、イランに対して強硬姿勢を取るトランプ米大統領に欧州が追随しないよう望むと伝えた。

中東歴訪中のトランプ大統領は前日、イランと長く敵対関係にあるサウジアラビアで演説し、中東の武装組織を支援しているとしてイランを名指しで批判。この日もイスラエルで、イランへの共通の懸念がイスラエルとアラブ諸国の多くが結束を強める好機になっているとの認識を示した。

IRNAによると、ロウハニ大統領は、大統領選での再選を祝福する電話を掛けてきたマクロン仏大統領に対し、「イランは、テロリズムとの戦いやシリア問題の解決で、フランスを含めた他国とあらゆるレベルで協力する準備ができている」と発言。

「われわれは地域に平和と安定を取り戻すべきだ。われわれは、この地域を巡る誤った解釈を助長する国々の罠に欧州がかからないことを望む」と述べた。

ロウハニ大統領は22日の記者会見で、イランの支援なしには中東の安定は実現できないとの見方を示した。