インターンで活躍することの重要性

「優勝したことは、正直、大きかったような気がします」とAくんは言っていた。
 グループワークでの優勝以外にも、グループ内でのリーダーシップ、人事の印象に残る積極的な質問など、インターン参加者の中で活躍できた学生は、その後も企業から声がかかるケースが多い。

 実際にこのような例は、挙げればきりがない。
 インターンで成果を残した学生から次のようなことを聞く。

「本選考の面接の回数が周囲より少なかった」
「書類選考が免除になった」
「人事が書類添削と模擬面接を何回もしてくれた」
「裏選考ルートと言われる、採用ページには載っていない面接のラインにのせてもらった」

 採用担当者の立場からすると、複数日程以上のインターンは、何かと都合が良い。
 30分程度の面接で学生の合否を決める本選考(採用につながる選考)と比較しても、学生を長期間見ることができる上に、プレゼン形式でアウトプット物も見れるため「実力」が見えやすい。そのため、採用担当者にとってインターンとは、「志望度が高く」「優秀」な学生との絶好の出会いの場なのである。
 インターンが採用に関係することに対する是非はさておき、実際に「学生をしっかりと評価する」には、有益な場だと私は考えている。採用担当者の、こういった動きは自然なことだと思う。

 ということは、就活生にとってもインターンシップはチャンスである。
「志望度の高い企業」にしっかりと自分をアピールするチャンスだ。本選考よりも、自分自身をしっかりと見てもらえる機会ともいえるだろう。

 インターンシップが、未来を切り拓くチャンスにもなりうる。
 挨拶、チームへの貢献、積極的な質問、プレゼンの準備、勝利にこだわる姿勢などなど、活躍しようとしたときにできることは、たくさんあるはずだ。
 中途半端な気持ちで参加するのではなく、せっかくの機会、ぜひ前のめりで参加してみよう。