[ニューヨーク 23日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は23日、連邦準備理事会(FRB)は4兆5000億ドル規模の債券ポートフォリオの縮小案を引き続き協議中であり、縮小に着手した後は、FRBは必要に応じてそのプロセスに「介入」できるとの考えを示した。

マーケット・ニュース・インターナショナルの会合に出席した総裁は「何か起きた場合、当然ながらFRBは介入するが、基本的には(縮小過程を)静観することを望んでいる」と発言。

「われわれは引き続き、(定例の政策決定)会合でバランスシートについて議論していく。ただ条件が整えば、段階的な正常化を見守ることになる」と述べた。

ハーカー総裁は、年内にあと2回の利上げを行い、年内に債券ポートフォリオの縮小を開始することへの支持をあらためて表明した。

さらに「6月の(利上げ)は可能性が高いと考える。十分に可能性はある」と言明。利上げの先送りを促す要因について聞かれると、「インフレ率が下振れるというサプライズが再びあれば、多少懸念が生じるだろう」と語った。

総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

*内容を追加します。