[上海 24日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、中国の格付けを再度見直す具体的な予定はないが、定期的に状況を評価する方針だ。ムーディーズ・ソブリン・リスク・グループのアソシエート・マネジング・ディレクター、マリー・ディロン氏が述べた。

ムーディーズはこの日、中国の自国通貨建ておよび外貨建て長期格付けを「AA3」から「A1」へ1段階引き下げた。

同氏はロイターに対し、中国の金融システムに対するリスクは「おおむね均衡している」と述べた。

その上で、レバレッジが予想以上に急速に拡大し、金融セクターに緊張をもたらしているとみられる場合、格付けにはネガティブな圧力が強まると指摘。

逆に、レバレッジ解消に向けた改革が予想以上に奏功すれば、格付けにはポジティブな圧力になるとした。

中国の政策を巡っては、ムーディーズとしては国有企業改革や過剰能力削減、企業の混合保有、シャドーバンキング部門の引き締まりなどに関連した措置に注目すると述べた。