[ワシントン 24日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が24日に発表した4月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比2.3%減の557万戸だった。市場は1.1%減の565万戸を予想していた。

供給不足で住宅価格が上昇しており、潜在的な購入者を市場から遠ざける結果となっている。

4月の販売戸数は前月と比べて減少はしたものの、過去12カ月間で4番目に高い水準だった。

3月の数字は当初発表の571万戸から570万戸へと下方改定されたが、それでも2007年2月以来の高水準だった。

4月は前年同月比で1.6%の増加で、住宅市場の基調的な底堅さを示唆している。

ナロフ・エコノミック・アドバイザーズの首席エコノミスト、ジョエル・ナロフ氏は「住宅市場では在庫不足が最大の問題となっている。在庫不足が原因で販売が抑制され価格が上昇している」と指摘。

市場に出て売れ残った住宅在庫は4月末時点で前月比7.2%増の193万戸。前年同月比は9.0%減だった。前年同月比でみると在庫は23カ月連続で減少している。その結果、中古住宅の中間販売価格は前年同月比6.0%増の24万4800ドルと、16年6月以来の高水準となった。62カ月連続で前年同月を上回っている。

最近発表された4月の住宅着工件数や新築住宅販売も落ち込んだ。中古住宅販売の軟調さも踏まえると、住宅投資が第2・四半期国内総生産(GDP)を押し上げる度合いはごくわずかであることが予想される。

年率で0.7%だった第1・四半期GDPでは、住宅投資の寄与度がプラス0.5%ポイントだった。

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