[オークブルック(米イリノイ州) 24日 ロイター] - 米ファストフード大手マクドナルド<MCD.N>の店舗で働く従業員ら数百人が24日、年次株主総会が開催される中、イリノイ州オークブルック(シカゴ郊外)の同社本社前で賃上げを求めてデモを行った。

デモは最低賃金を時給15ドルに引き上げるよう求める組織「ファイト・フォー・15ドル」が実施。同組織は全国的に抗議活動を展開している。

シカゴ中心部でも米航空大手ユナイテッド航空の親会社ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス<UAL.N>の株主総会開催中にデモが行われ、参加者25人以上が拘束された。

マクドナルドの店舗で勤務して3年になるターランス・ワイズさん(42)は、本社前でのデモに参加し「最高経営責任者(CEO)に1500万ドルを支払う代わりに1000万ドルにして従業員に正当な額を支払うべきだ」と訴えた。ワイズさんはフルタイム従業員で時給は7.65ドル。

マクドナルドのデータによると、イースターブルックCEOの昨年の報酬総額は1530万ドルだった。

株主総会では株主からデモに関する質問は出なかった。

同社は2015年に直営店の従業員の平均時給を10ドル前後に引き上げたが、マクドナルドの従業員のほとんどは賃金水準などをそれぞれ独自に設定しているフランチャイズ店に勤務している。