[サンフランシスコ 24日 ロイター] - 米電気自動車大手テスラ<TSLA.O>の労働災害発生率は自動車業界平均を3割上回っている──。このような報告書をカリフォルニア州に本拠を構える労働者支援団体「ワークセーフ」が24日公表した。

ワークセーフは全米自動車労組(UAW)からの接触を受けて今回の報告書を作成。UAWは米国に本拠を構える自動車メーカーで唯一組合代表がいないテスラの従業員に組織化を訴えている。

テスラがカリフォルニア当局に送付した労災記録をワークセーフが分析したところ、テスラにおける2015年の負傷件数は労働者100人当たり8.8件で、米自動車業界の平均6.7件を31%上回った。

16年の負傷件数は労働者100人当たり8.1件に減少。業界全体の数値は今のところ不明という。

テスラは報告書について、17年第1・四半期の事故率は業界平均よりも32%良好だったと反論。声明で「過去にある程度の困難があったかもしれないが、重要なのは将来であり、これまでの変化だ。現在は業界で最も低い負傷率となっている」とした。

ワークセーフは第1・四半期のデータは暫定値であり、トレンドをつかむには不十分としている。