[ロンドン 25日 ロイター] - 英国立統計局が発表した第1・四半期の英国内総生産(GDP)改定値は前期比0.2%増と、速報値の0.3%増から下方改定され、1年ぶりの低い伸びとなった。

欧州連合(EU)離脱を決めた昨年の国民投票後の物価上昇が家計支出を圧迫した。

エコノミスト予想は速報値と同じ0.3%増だった。

第4・四半期のGDPは前期比0.7%増だったことから、第1・四半期は当初の想定より大幅に減速したことになる。

第1・四半期のGDPは前年比では2.0%増。速報値は2.1%増、エコノミスト予想も2.1%増だった。

統計局は、小売りや宿泊など消費者を相手とした産業が不調だったほか、家計支出も伸び悩み、GDPが減速したと指摘。物価上昇がこの一因になったと分析した。

家計支出(物価調整後)は前期比0.3%増と、2014年第4・四半期以来の低い伸びにとどまった。

民間投資は前期比0.6%増と加速したが、純輸出はGDP成長率への寄与度がマイナス1.4%ポイントとなった。

一部のエコノミストは、小売販売が第1・四半期の終わり以降に改善したことを受けて、第2・四半期の成長率がやや強含みとみていると指摘。

キャピタル・エコノミクスのアナリスト、ルース・グレゴリー氏は「企業動向調査などを見ると、第2・四半期にGDP伸び率が回復することが示されている」と述べた。

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