[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は25日、世界経済の改善により、FRBの米経済見通しに対するリスクが低下しているとの認識を示した。

理事は世界開発センターのパネルで、「世界経済は過去数年に比べて明るさを増している」と述べた。

ブレイナード氏は、世界経済成長の脆弱さが米国に与える影響を巡り、これまで懸念を表明してきたFRB高官の1人。前日公表の5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に加え、ブレイナード氏の今回の発言は、FRBが6月会合で追加利上げに踏み切る可能性を示唆している。

議事要旨は、中国のボラティリティーや原油相場の急落、欧州経済の減速など、これまでFRBの利上げペースを鈍らせてきた世界的なリスクが後退したと指摘している。

ブレイナード氏はムーディーズによる中国の格下げについて質問され、中国は債務管理と景気減速の間で微妙な舵取りを余儀なくされていると話した。

一方で、「ユーロ圏の成長の足取りが一段としっかりしてきている」とし、FRB当局者の主要な懸念が低減されたとの考えを示した。

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