[ウィーン 29日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーであるノボトニー・オーストリア中銀総裁は29日、ユーロ圏の賃金は時間差があっても上昇し、景気拡大が続くなら基調インフレは加速するとの見方を示した。

記者団に「われわれは賃金の伸びが比較的抑制されている理由について集中的に協議してきた。ただ自分としては、これは時間差の問題と考えている。景気拡大がしっかりすれば、賃金は上昇しコアインフレの上昇もより明確になるだろう」と述べた。

ECBは、弱い賃金の伸びがインフレを抑えており、基調物価が明確かつ永続的に上昇しなければ刺激策を縮小すべきでないと繰り返し主張している。

ノボトニー氏は経済成長について、明るい兆候が続いているがECBは改善が続いていることを確認する必要があると述べた。