「1冊の本を手に取ってもらうのは本当に大変なことだけど、1冊の本を作るのも同じくらい大変だ」

 私とは少し年齢も離れており、営業経験も豊富な先輩ですが、同じように悩んでいて良かったと思いました(笑)。

 今回の飲み会の名目は、彼の結婚祝い。私信になりますが、Sさん結婚おめでとう! もし彼をご存知の読者の方がいらっしゃって、お会いする機会があれば、是非祝福してあげてください。

 結婚祝いの会にもかかわらず、お会計をきっちり割り勘にできる仲間は大切にしたいと思います。

鏡越しの笑顔
――自分の手で今やるべきこと

 さて、そんなこんなで、「書けばわかる、わかるから」以外のアドバイスをほとんどくれないC鉢とともにリスタートとなった日記です。

 『希望をはこぶ人』編集担当T盤が、絶望のメッセージをはこんでくることがないよう気を引き締めて頑張っていきたいです。

 …と、前回までなら締めていました。しかし、違います。某会議を経て、そして、日々の仕事と向き合う中で、「自分にとってこの日記とは何なのか?」を改めて考えました。そして出た答えは、

 「私は『伝える』のが仕事だ。誰かのメッセージを他の誰かに正しく、届きやすい言葉で伝えるのが。だから、私は書こう。自分の内から湧き出るメッセージを他の誰かに正しく、届きやすい言葉で伝えられるように。それがいつか、自分の仕事に返ってくる」

 広げた風呂敷が大きすぎて奥歯がガタガタ鳴っています。次いで、催してきたので、今回はこのあたりで失礼します。
 

伝える、内から湧き出るメッセージ。ムラタ 近影(鏡越し)


(本連載は毎週水曜日に更新いたします。今まさに、彼のアイデンティティとフィロソフィがしなやかにリンクしました! 意味はありませんが。ムラタくん、そういうことでよろしくお願いします。)