[東京 30日 ロイター] - 厚生労働省が30日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.48倍と前月(1.45倍)から上昇し、1974年2月(1.53倍)以来、43年2カ月ぶりの高水準となった。総務省が同日発表した同月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で前月(2.8%)から横ばいだった。

有効求人倍率は、ロイターの事前予測調査で1.46倍が見込まれていたが、結果はこれを上回った。

新規求人倍率は2.13倍と前月から横ばい。有効求人数は前月比0.7%増、有効求職者数は同1.6%減だった。

完全失業率は、ロイターの事前予測調査で2.8%が予想されており、結果はこれと同水準だった。

季節調整値でみた4月の就業者は前月比26万人増の6522万人。完全失業者は同2万人増の186万人。非労働力人口は同28万人減の4396万人となった。

この結果、完全失業率は2.8%と前月から横ばい。3%を下回るのは3カ月連続。総務省では「雇用情勢は着実に改善している」と判断している。

*内容を追加します。

(伊藤純夫)