[東京 30日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日東京市場の午後5時時点に比べ、ドル安/円高の110.83/85円。

早朝から始まったユーロ/円や英ポンド/円などのクロス円の下落に連れ安となったほか、実需や海外ファンド勢にも売り浴びせられ、高値111.29円から一時110.77円まで下落した。

月末の五・十日となるこの日は、実需ベースでは売り買い交錯だったとされるが、売りが若干上回った模様。

海外ファンド勢ではドル売りが目立ったとされる一方で、110.80円以下の水準では、投資家等のドル買いニーズがあり、ドルは正午までに、とりあえず下げ止まった。

ユーロ関連の材料では、ギリシャが、国際債権団との合意が得られなければ、次回の支払いをしない意向であるとの独紙の報道、イタリアが秋にも総選挙実施の可能性があるとの報道、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が29日、大幅な(金融面からの)刺激策がなお必要な状況となっているとの考えを示したことなどが話題となった。

ユーロは早朝の高値1.1167ドルから1.1122ドルへ下落、ユーロ/円は124.23円から123.24円まで下落した。

メイ英首相は29日、英スカイニュースとのインタビューで、欧州連合(EU)からの離脱を巡る交渉について、合意内容が十分でなければ、合意なしに離脱する用意があると表明した。

英ポンド/円<GBPJPY=>は早朝の高値142.92円から141.86円まで下落した。