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株式市場透視眼鏡

ドイツがギリシャを見限らない
前提の崩壊が二番底の引き金か

山独活継二
2011年7月6日
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 米国の量的緩和第2弾(QE2)が終わり、リーマンショック以降の米国発過剰流動性供給相場の宴はいったん終了となりそうだ。

 足元の景気減速懸念から早期のQE3導入の観測もある一方で、商品市場の高止まりなどによるインフレ懸念も起きていることから、今後の経済政策には制約が多い。

 ユーロについても同様。ギリシャなど過剰債務国の財政破綻懸念がなかなか収束に向かわないなか、ユーロ安などから、南欧などを除いたユーロ圏諸国にはインフレ懸念が高まりつつある。ギリシャ問題に関する抜本的な解決策を打ち出せない状況も続きそうだ。

 このように、リーマンショック以降の財政拡大の後始末に追われている状況の下、株価二番底への恐怖が再び現実味を帯びてきている。しかし、恐怖指数といわれる米国のVIX指数など、市場心理を示す指数はまだ大きな反応を見せていない(上のグラフは複数の資産のボラティリティインデックスの2010年1月を100として指数化したもの)。

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