[タリン 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのハンソン・エストニア中銀総裁は、ユーロ圏の景気見通しは改善しているとし、成長を脅かすことなく、ECBの景気刺激策をどの程度迅速に縮小できるかが現時点で問題となっていると指摘した。エストニア紙「Postimees」とのインタビューで語った。

同総裁は「地政学リスクはまだ消えていない。われわれは明らかに改善している基本シナリオについて話しているが、リスクは過ぎ去っていない」と指摘。

「景気の改善軌道を維持しつつ、中央銀行の景気支援策がどの程度迅速に縮小できるかが現在問われている」と述べた。

ECBは次回の理事会を6月8日に開く。市場では政策に関するメッセージは微調整される程度と予想されている。

ハンソン総裁は「われわれは(刺激策からの)移行をどのように、いつ始めるかやどのように伝えるかについて検討している。非常に慎重に行う必要がある」と語った。

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