[サンパウロ 30日 ロイター] - ブラジルの銀行トップらは30日、テメル大統領が汚職スキャンダルで失脚したとしても、金融市場はビジネス志向の経済政策が進められていくとみている、と述べた。

クレディ・スイス[CSAG.UL]のブラジル部門のジョゼ・オリンピオ・ペレイラ最高経営責任者(CEO)は投資家向け会合で、「政治危機がどのような結果になっても、投資家は改革が推し進められると考えている」と述べた。

JPモルガン・チェース<JPM.N>のブラジル部門のジョゼ・ベレンゲルCEOは同会合で、「改革政策は大統領ではなく国に属するものだ」と語った。

関係筋によると、ブラジル最高裁は30日、政治汚職を巡る捜査で、テメル大統領に24時間以内に警察の取り調べに応じるよう命じた。

クレディ・スイスのペレイラ氏はまた、ブラジルを拠点とする企業の新規株式公開(IPO)が増えていることも良い兆候だと指摘。過去2週間では3社がIPOを申請した。

国有ブラジル銀行<BBAS3.SA>のパオロ・カファレリCEOは、インフラ投資の新たな枠組みが資本市場の投資家の関心を集めるとの見方を示した。