[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比17円22銭安の1万9660円63銭となり4日続落した。前日の米国株は小幅安、為替は1ドル110円台後半と円高基調で推移しており、主力輸出株に売りが先行した。米原油先物の下落で石油関連株が軟調だったほか、米長期金利が下げたことで金融株も弱含んだ。ただ、情報・通信など内需関連株の一角や材料株には買いが入り、相場を下支えした。

TOPIXは反落。セクター別では、鉱業、石油・石炭、その他金融が下落率の上位。半面、倉庫・運輸、情報・通信、化学がしっかり。

東京証券取引所が30日公表した5月26日申し込み現在の2市場信用取引現在高によれば、信用売り残は1兆0201億円となっている。足元ではこう着相場が長引いているが、「ショートポジションが相当たまっているので、どこかのタイミングで一気に売り方の買い戻しが入って急上昇する可能性がある」(日本アジア証券エクイティ・ストラテジストの清水三津雄氏)との見方が聞かれた。

東証1部騰落数は、値上がり720銘柄に対し、値下がりが1131銘柄、変わらずが164銘柄だった。