[上海 31日 ロイター] - 米ニューヨークを拠点とする中国の労働権利団体「チャイナ・レイバー・ウォッチ」は31日、靴の製造を手掛ける中国企業の調査を行った同団体の活動家1人が逮捕され、また2人の行方が分からなくなっていると明らかにした。この企業はトランプ米大統領の長女イバンカさんのブランドなどの靴を製造しているという。

同団体の李強氏によると、活動家1人は盗聴機器を違法に使用した疑いで江西省で逮捕された。

逮捕された活動家ともう1人の活動家は、華堅集団が広東省東莞市に所有する靴工場で覆面調査していたという。別の1人は江西省の関連工場で働いていたが、今月27日以降、連絡が取れなくなっている。いずれの工場もイバンカさんのブランドの靴を製造していた。

3人は労働者の権利が侵害された証拠を入手したという。

李氏はロイターへの電子メールで、トランプ大統領、イバンカさん、関連会社に「活動家の解放を呼び掛けてほしい」とした。

イバンカさんのブランドはコメントを控えている。ホワイトハウスとイバンカさんの弁護人は、現時点でコメントの要請に応じていない。江西省と広州市の警察からのコメントは得られていない。

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