「再婚を希望し、40代後半にして、結婚相談所に登録しました。初めての面談で婚活アドバイザーから言われたのは、かなりショックな言葉でした。私の全身を鋭い視線でチェックしたあと、『再婚なさりたいということですが、本心からそう思っていらっしゃいますか?』『大変失礼ですが、◯◯様からは真剣味、本気度を感じられないんです』と。

 さらにこう続けるんです。『確かにシニア婚活市場は活況ですが、成婚まで行かれるのはおきれいな方だけです。当然、体型もスリム~普通をキープしている方。男性の目に魅力的な女性として映ることが前提で、それがスタートラインです。私が申し上げたいこと、わかっていただけますよね?』と。

 まあ、言われていることは、わからなくもないんです。私は年相応の普通のおばさんで、どちらかというとぽっちゃり気味。だからといって、そこまで言わなくても……とその日帰宅して涙が出てしまったほどです」(40代女性)

 女性の年代は異なるが、2つのエピソードには、近いものを感じる。上記のようなキツい言葉を、他人から浴びせられる機会はそうそうないだろう。

 そもそも、婚活アドバイザーの(表向きの)ミッションは、結婚相談所の入会者に結婚してもらうこと。それゆえ時と場合によっては、厳しい態度で「現実」を伝え、結婚に至るための助言をしなければならない。「○○さんはきれいですから、必ず結婚できます!」などと、歯の浮くような発言をする婚活アドバイザーと組んだところで、結婚できるかはわからない。

 とはいえ、あまりにも口が悪い、傷つくような言葉を連発する婚活アドバイザーにあたると、精神的につらくなるのもわかる。サービス業であることを自覚していただき、最低限の言葉選びや気遣いは怠らないでほしいものだ。