最後に、アメリカ国民は、大災害に遭った日本の人々が復興に立ち向かっておられる様子に、大きな感銘を受けています。

 このような大きな災害時にも略奪がなかったことは、アメリカ人にとっては信じられないことでした。それだけみなさんが元の生活を早く取り戻すという目標に集中されているのだと思います。

 赤十字その他の組織と並び、クレアモント大学ピーター・F・ドラッカー&伊藤雅俊大学院のドラッカー研究所も、日本基金を集めました。最新の数字は手元にありませんが、その額はかなりのものになったと聞いています。

100歳を迎えたドラッカー夫人が語る<br />人生を楽しむ秘訣1911年6月14日ドイツ・ケルン生まれ。娘3人息子1人を育て上げつつ、編集者、科学者、発明家、起業家としてマルチな才能を発揮するスーパーウーマン。