[パリ 31日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は31日、金銭の不正を巡って辞任の圧力にさらされているリシャール・フェラン国土団結相を支持する意向を示した。

同相は、健康保険基金を運営していた6年前に不適切な金銭取引があったと報じられているが、不正行為を否定し、辞任要求にも応じない構えを見せている。

この問題に加え、マリエル・ド・サルネーズ欧州問題担当相も、欧州議会議員としてアシスタントを採用する際の不正行為疑惑を指摘されており、国民議会(下院)選挙の第1回投票を6月11日に控えたマクロン政権にとって頭痛の種となっている。

31日に公表されたハリスの世論調査によると、フェラン国土団結相は辞任すべきと考えている回答者は全体の70%、サルネーズ欧州問題担当相が辞任すべきと考えていた回答者は62%に上った。

政府報道官は記者団に、マクロン大統領は31日の閣議でフェラン国土団結相を支持する姿勢を示し、閣僚らに結束を呼びかけたと述べた。