[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日公表した「債券市場サーベイ」の5月調査によると、市場参加者の判断する債券市場の使いやすさを示す機能度判断DIがマイナス45となり、前回2月調査のマイナス43から小幅悪化した。一方、3カ月前と比べた変化はマイナス15(前回はマイナス19)に改善した。

機能度判断DIのマイナス45は、2016年8月調査のマイナス46以来の大きなマイナス幅で、15年2月の調査開始以降では2番目の低さとなる。

日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)政策によって長期金利を目標の「ゼロ%程度」に誘導する中、足元では米国を中心にグローバルな金利上昇圧力も後退しており、市場参加者の金利見通しも前回から低下した。

10年債利回り見通しの中央値は17年度末が0.10%、18年度末が0.15%となった。前回調査は、それぞれ0.15%、0.20%だった。今回初めて調査した19年度末は0.23%となった。

調査の回答期間は5月11日─18日。国債売買オペ対象先のうち、協力を得られた44先を対象に実施した。

(伊藤純夫)