[東京 1日 ロイター] - キリンホールディングス<2503.T>は1日、2017年12月期の利益見通しを上方修正すると発表した。赤字だったブラジル事業の売却が1日に完了したため。

連結売上高見通しは、ブラジルキリンを第2四半期以降連結対象から外すため、1200億円下方修正して、1兆9800億円(前年比4.6%減)となる。一方、赤字だったブラジルキリンの売却により、連結営業利益見通しは30億円上方修正して1460億円(同2.8%増)となる。

簿価約500億円ブラジルキリンの売却額は740億円だったが、為替差損により、460億円の売却損を計上。ただ、損失発生による税効果(570億円)や広島県にある商業施設「イオンモール広島府中」の土地・建物をイオンモール<8905.T>に売却したことで220億円を計上するため、当期純利益は440億円増額して1120億円(同5.3%減)となる見通し。

(清水律子)