[ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)の反トラスト規制当局は、米アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルに対し、同社のショッピングサービスを巡り8月までに多額の制裁金を科したい考え。事情に詳しい関係筋2人が明らかにした。

欧州委員会は、グーグルの同サービスに対する欧米の競合企業からの苦情を受け、7年間にわたり調査を実施。2015年4月には、グーグルがインターネット検索の結果を自社のショッピングサービスに有利になるように調整し、競合企業と消費者に不利益をもたらしたとの見解を示していた。

EUの反トラスト規制に違反した企業は、世界の売上高の10%に相当する制裁金を科される可能性があり、グーグルの場合は2016年の売上高に基づくと約90億ドルとなる。

欧州委はまた、グーグルに対し反競争的な行為をやめるよう命じる方針だという。ただ、どのような措置を取るかは明らかになっていない。

欧州委とグーグルはコメントを控えた。

グーグルはこれまで、当局はオンライン小売り大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>やイーベイ<EBAY.O>との競争を無視しているとし、違反はないと主張している。