[ワシントン 2日 ロイター] - 米商務省が2日発表した4月の貿易収支の赤字額は前月比5.2%増の476億1700万ドルだった。金額ベースで1月以来の大きさとなった。

携帯電話の輸入が急増し、赤字が拡大した。貿易が第2・四半期国内総生産(GDP)の重荷となることを示唆した。市場予想は461億ドルの赤字だった。

3月の数字は当初発表の437億0600万ドルから452億8300万ドルに改定された。

4月のインフレ調整後の貿易赤字は635億4900万ドルで、3月の606億8000万ドルから増えた。

モノとサービスを合わせた輸出は0.3%減の1909億7500万ドルだった。消費財の輸出が約1年ぶりの低水準に落ち込んだことが響いた。一方、食品の輸出は2016年8月以来の高水準だった。

地域別では中国向けのモノの輸出が2.2%増えた。一方、メキシコとカナダ向けはそれぞれ10.3%と9.0%減った。ドイツは13.3%の急減だった。

モノとサービスの輸入は0.8%増の2385億9200万ドルだった。携帯電話が17億5800万ドル増え、消費財の増加の大半を占めた。一方、産業用資材は14億7200万ドル減。原油も19億4500万ドル減った。4月は原油の輸入が2億2924万バレルと、16年10月以来の少なさだった。

地域別では、中国からのモノの輸入が9.6%増えた。政治的に問題になることが多い対中貿易赤字は12.4%増の276億3200万ドルだった。ドイツからの輸入は4.1%減だった。ドイツに対する貿易赤字は4.3%増の54億8100万ドルだった。

貿易は第1・四半期に年率で1.2%増となったGDPを0.1%ポイント余り押し上げる方向に働いた。