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「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

あなたは“愛され夫”のスペックを備えているか?
男にとっては何とも寂しい「夫婦間に横たわる深い溝」

宮崎智之 [フリーライター]
【第11回】 2011年7月11日
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女性の方が配偶者を愛していない?
年齢を重ねるごとに広がる男女のギャップ

 誰だって愛されたい。相手が一生添い遂げようと決心したパートナーになら、なおさらだ。しかし、現実には離婚を選ぶ夫婦が後を絶たないし、冷え切った夫婦生活を送っている人々もいる。

 長い夫婦生活を送っている先輩方からしてみれば、若輩者の筆者が考える「愛」なぞは、底の浅い表面的なものでしかないのかもしれない。「でも、やっぱり奥さんには愛されたいよな」とぼんやり考えている矢先に、ショッキングな調査結果が発表された。

 リクルートのブライダル総研が行なった『夫婦関係調査2011』によると、「自分を犠牲にしてでも配偶者を幸せにしたい」と答えた男性が69.8%だったにもかかわらず、女性は40.6%と半数を下回った。「配偶者のことを愛している」と答えた割合も男性が77.8%、女性が65.0%と、女性の方が大幅に下回ったのだ。

 男性としては、なんとも寂しい結果だ。どうすれば誰もがうらやむ「愛され夫」になることができるのだろうか?

 ロス婚が続出する理由は、未婚化が進んでいることだけではない。離婚の増加も大きな原因の1つだ。連載第9回でも指摘したとおり、ほんの少しのすれ違いが夫婦間に大きな溝を生み、心が冷め切ってしまうこともある。「妻にいきなり離婚届を突きつけられて……」なんてことにならないよう、日頃から妻に愛される夫でいられるよう、心がけたいものだ。

 今回は、「愛され夫」になる条件について考えていきたい。前出の調査結果をさらに見ていこう。

 女性の方が男性より夫婦生活を厳しい目で見ていることは、先ほど指摘したとおりだが、時系列で見てみるとその傾向はさらに強まるようだ。

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宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


「ロス婚」漂流記~なぜ結婚に夢も希望も持てないのか?

日本は「結婚受難」の時代に突入した。街やオフィスには、「出会いがない」と焦る独身者や「結婚に疲れ果てた」と嘆く既婚者が溢れている。一昔前の日本人なら誰しも得られた「結婚」という当たり前の幸せを、得ることができない。夢や希望を失った「ロス婚」(ロスコン)な人々が増殖する背景には、いったい何があるのか? 婚活や結婚生活に悩みを抱える人々の姿を通じて、「日本人の結婚」をいま一度問い直してみよう。

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