[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の109.65/67円だった。心理的節目の110円を割り込んだことでムードが悪化。国内勢の買い意欲は後退しているもよう。週後半にリスクイベントを控えていることもあって、様子見ムードが強まっているという。

午後のドル/円は109円後半を軸に上値の重い展開となった。日経平均株価が2万円を割り込んだ場面では一時109.66円に下押しした。

8日に予定される英総選挙や米連邦捜査局(FBI)前長官の公聴会といったリスクベントを前に様子見ムードが強まっているといい、国内勢のドル買い意欲は後退しているもよう。

「109円台の滞在時間が長く、相場の雰囲気は悪くなっている」(国内金融機関)との声が出ていた。足下の相場は投機筋主導とみられ、イベントにかけて年初来安値108.13円付近への下押しを警戒する向きもある。

米10年債利回りは2.16%台と低水準にとどまった。「目先の買い材料も見当たらず、米金利の上昇もないとなれば、ドル/円は買いにくい」(別の国内金融機関)との見方が聞かれた。

ドルは朝方から110.30─40円台で小動きが続いたが、午前10時前から日経平均が下げ幅を拡大し、円買いが強まった。下値支持線とみられた日足一目均衡表の雲下限や200日移動平均線を下回り、心理的節目の110円も割り込んだ。

<豪中銀は政策金利を据え置き>

午後にオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)が政策金利のオフィシャルキャッシュレートを市場の予想通り1.50%に据え置くことを決定したと伝わった。発表後に豪ドルはやや上昇した。

午前には豪連邦統計局が発表した1─3月期の経常収支が31億豪ドルの赤字となったことに反応し、豪ドルが売られた。対豪ドルでの円買いもドル/円の下押し圧力になったとみられる。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 109.65/67 1.1271/75(訂正)123.59/63

午前9時現在 110.38/40 1.1255/59 124.24/28

NY午後5時 110.44/46 1.1252/57 124.29/33

*午後3時のレート表のユーロ/ドルを1.1271/75ドルに訂正します。

(為替マーケットチーム)