[東京 7日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109.45/47円。

前週末から続く円ショートの巻き戻しが一巡する中、仲値公示にかけてドルは109.59円付近まで強含んだが、その後は小幅に反落した。

109円前半では、投資家の買いや実需筋の買いが多少流入したとみられる。また、前日ドルの下げをけん引した米長期債利回りは若干反発し、株が小幅安に留まったことで、ドル/円の大きな下げは回避された格好。

明日に重要イベントをひかえ、短期筋、実需筋とも様子見ムードが強い。

他方、ドルの短期金融市場では、流動性指標とされるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)とオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)の3カ月物格差が9.8ベーシスポイントまで低下し、1年10カ月ぶりの低水準となった。

テクニカルな背景として、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが見込まれることを反映してOISが上昇する一方で、LIBORの上昇ペースが緩慢なこと。

LIBOR―OISの低下は、金融機関において流動性が潤沢なことを示すが、LIBORの上げ渋りは、先行き不透明感も表している。

LIBOR3カ月物は現在1.2190%と、前週末の1.2225%から、むしろ低下傾向をみせている。