[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比63円05銭安の1万9916円85銭となり、3日続落した。前日の米国株安に加え、為替相場が1ドル109円台と円高基調を継続しており、日本株の重しとなった。指数は先物主導で上下に振れる場面があったが、安値圏では押し目買いが入り下げ渋った。

TOPIXは前日比0.26%安で午前の取引を終了した。建設や小売など内需セクターの下げが目立った。一方、石油関連株はしっかり。ハイテク関連の一角も底堅く推移した。前場の東証1部売買代金は1兆円を上回った。

8日にはコミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言や英総選挙、欧州中央銀行(ECB)理事会など、海外で重要イベントが集中している。

市場からは「動きづらい局面だが、日本株は下値を模索するまでには至っておらず、基調としては強い。カネ余りの状況が市場を安定化させており、リスクを取りやすくしている面もある」(セゾン投信・運用部長の瀬下哲雄氏)との声が聞かれた。

東証1部騰落数は、値上がり898銘柄に対し、値下がりが944銘柄、変わらずが170銘柄だった。