[東京 7日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の109.51/53円だった。8日に予定される英総選挙やコミー米連邦捜査局(FBI)前長官の公聴会、欧州中央銀行(ECB)理事会などのイベントを前に、様子見ムードが強まった。109円半ばを軸にしたもみ合いが続き、方向感は出なかった。

「仲値公示にかけてですら、通常より商いが薄かった印象。午後にいたっては閑散の様相」(国内金融機関)との声が聞かれた。「前日にドルを売っていた海外勢が目立たない一方、国内勢の買いも出てこない」(別の国内金融機関)という。

午前のドル/円は、前週末から続く円ショートの巻き戻しが一巡する中、仲値公示にかけてドルは強含んだが、その後は小幅に反落した。

109円前半では、投資家の買いや実需筋の買いが多少流入したとみられる。また、前日ドルの下げをけん引した米長期債利回りは若干反発し、株が小幅安に留まったことで、ドル/円の大きな下げは回避された格好。

今のところ、短期筋は、積極的に円買いポジションを構築しているわけではないとされるが、このまま108円前半までドル安が進行すれば、足元の円売りの巻き戻しフェーズは終了し、新たな円買いフェーズに突入する可能性があるとの指摘も聞かれた。

こうした中、英総選挙の世論調査の結果はまちまち。ユーガブが6日に公表した世論調査によると、メイ首相の与党・保守党が304議席を獲得すると見られている。ただ、過半数には22議席足りない。オピニウムが実施した世論調査では、保守党の労働党に対するリードが1ポイント拡大したことが分かった。調査はロンドン襲撃事件後の4―6日にかけて実施された。

一方、米政権の人事は流動的な状況が続き、米ABCニュースが関係筋の話として6日に伝えたところによると、セッションズ米司法長官は最近、トランプ大統領との関係悪化を理由に辞任の可能性を示唆した。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 109.51/53 1.1263/67 123.35/39

午前9時現在 109.49/51 1.1269/73 123.39/43

NY午後5時 109.39/41 1.1275/80 123.31/35

(為替マーケットチーム)