<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の109円前半。8日に予定される英総選挙やコミー米連邦捜査局(FBI )前長官の公聴会、欧州中央銀行(ECB)理事会などのイベントを前に、様子見ムードが強まった。109円半ばを軸にしたもみ合いが続き、方向感は出なかった。夕刻に入って、ドル/円はやや水準を切り下げている。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は3日ぶり小反発。連日終値での2万円台回復はならなかった。前日の米国株は下落、為替も1ドル109円台と円高基調を維持しており、売り優勢で始まった。売り一巡後は下げ渋り、出遅れ感のある銘柄や材料株、テーマ株を中心に押し目買いが入った。指数は後場にプラス圏に浮上。円高一服を背景に先物主導で買い戻しが入ったが、前日の終値付近での小幅な値動きに終始した。

東証1部騰落数は、値上がり1150銘柄に対し、値下がりが693銘柄、変わらずが174銘柄だった。

<短期金融市場> 

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.056%になった。朝方から、マイナス0.040─マイナス0.080%付近を中心に取引された。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。

新発6カ月物TBの入札結果で、最高落札利回りはマイナス0.0982%と前回(マイナス0.1302%)に比べて上昇し、6カ月物の入札として16年1月以来約1年5カ月ぶりの高水準となった。日銀買い入れに対する不透明感が利回り水準を押し上げた。新発3カ月物TBも前日比0.026%高いマイナス0.090%に上昇した。

<円債市場> 

国債先物中心限月6月限は前日比4銭安の150円75銭と小反落して引けた。前日の米債高を受けて朝方は買いが先行し、一時150円89銭と5月2日以来の水準に上昇した。日銀の長期・超長期を対象にした国債買い入れ結果は無難だったが、午後の取引開始直後に発表された6カ月物国庫短期証券(TB)入札結果が低調な内容になると、下げに転じた。8日の5年債入札に備えた調整売りに押された。

現物市場は、中長期ゾーンが軟調。入札を前に短期筋の売りが出た。2年債利回りは一時同3bp高いマイナス0.115%と16年11月16日以来約7カ月ぶり、5年債利回りは一時同0.5bp高いマイナス0.105%と5月19日以来約3週間ぶりの水準、10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高い0.045%に上昇した。