[フランクフルト 7日 ロイター] - 関係筋によると、自動車大手ルノー・日産連合<RENA.PA><7201.T>は、欧州に100メガワットの電力貯蔵施設を建設する計画を検討している。

電気自動車用のバッテリーを再利用する案も検討されており、将来的には電力会社と競合する可能性もあるという。

電力貯蔵市場には、ライバルの米テスラ<TSLA.O>も参入している。ルノー・日産は、電気自動車用のエネルギーインフラの開発を進めるとともに、中古のバッテリー市場も育成したい考えだ。

関係筋によると、ルノー・日産が建設を検討している電力貯蔵施設は、12万軒の住宅に電力を供給できる規模になる見通し。

電力貯蔵施設では発電はせず、余剰電力を充電しておき、必要が生じた際に送配電網に電力を売り戻す。

ルノー・日産は、電力貯蔵を専門とするモビリティー・ハウスと提携。貯蔵施設では、電気自動車用の新品のバッテリーか中古のバッテリーが使われる見通しという。

ルノーの広報担当は「大規模な電力貯蔵施設など、複数のプロジェクトをモビリティー・ハウスと進めている。電力貯蔵施設は、まだ研究段階だ」と述べ、詳細は明らかにしなかった。

中古バッテリーの市場が拡大し、中古品の価格が上がれば、電気自動車のコスト削減につながる可能性もある。